- 朝日新聞の見出しに見る福島原発報道―42
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2012.04.27 Friday
【2011年6月18日】
00:07 原子炉冷却「予定通り7月までに」 東電工程表改訂版
01:04 関電筆頭株主の大阪市長「脱原発」宣言 社長にも伝達へ
01:10 被爆アオギリ、被災地に 広島の月下さん、福島を訪問
03:04 大手生保各社、東電へ数千億円規模の緊急融資を検討
04:32 東電の役員再任に反対、脱原発賛成 株主助言機関が決定
06:38 「原発は無駄なエネルギー消費を助長」元独環境相が会見
10:10 「原発近くの堤防、木端みじん」検証委が福島第一視察
11:05 点検中の原発、運転再開求める 経産相「対策適切」
12:22 汚染水浄化装置5時間で停止 吸着装置の交換基準に到達
13:24 橋下知事「福井への原発再開働きかけ、関電に頼まれた」
15:00 IAEA「複雑な組織、対応遅れる可能性」 福島報告書
15:00 原発再開、福井は不同意変えぬ考え 経産相の要請に
17:03 震災の死者1万5457人、不明7676人 18日現在
17:13 東大サイトの放射線情報 「端的」過ぎる説明文訂正
19:06 脱原発方針、福島知事「尊重する」 県検討委の素案に
20:42 日本からの緑茶に基準超えるセシウム パリの空港で検出
20:43 静岡知事「飲用茶にすれば問題ない」 仏での検出受け
20:55 まず3町村100人を抽出調査へ 福島・全県民健康調査
22:52 内部被爆の不安拡大、独自検査決めた自治体も 福島
【2011年6月19日】
01:04 北米の被爆者健診へ「福島に生かす」 広島・長崎 医師団
01:45 汚染水の浄化装置停止、あふれるまで猶予は10日
05:04 原発再開方針、歓迎都警戒「浜岡」抱える東海地方
14:15 火災にも放射線にも負けないロボ 愛知・豊橋の工場製
17:35 震災の死者1万5462人、不明7650人 19日
17:36 IAEA天野氏「原発安全強化具体策、来年後半までに」
19:44 菅首相「子どもの放射線対策、2次補正の最優先に」
20:27 汚染水浄化装置で新たな水漏れ 洗浄用水 福島第一原発
20:52 福島のがれき、8千ベクレル以下の焼却灰埋め立てへ
21:07 福島第一原発2号機、二重扉を開放 「影響少ない」
21:16 原発の早期稼働要請、首相が経産相判断を支持
23:06 福島食材で一杯いかが 都内に居酒屋「風評に負けない」
【2011年6月20日】
00:54 「不要な被曝避けて」鳥取・米子で市民勉強会
03:01 福島の保健師たりず 原発避難7町村、1人で千人超担当
04:05 新築の壁に残した無念 福島・酪農家の男性自殺
11:14 放射線量高い地区、13世帯が先行避難 福島・伊達市
11:23 2号機の扉開放、周辺の放射線量に変化なし 福島第一
13:02 想定超す高濃度の汚染水流入か 福島第一の浄化装置停止
19:13 4号機の燃料プール、耐震補強にめど 福島第一原発
19:31 震災の死者1万5467人、不明7482人 20日
20:00 被曝上限超え新たに1人 東電作業員、計9人に
20:34 ノーベル賞作家「フクシマ以後、原発の考え変えた」
20:40 原発事故の避難者、精神的苦痛の賠償は月額10万円
21:24 ムーディーズも東電を投機的に格下げ
22:19 仏で基準超えの茶は玄米茶 業者「自主検査では基準内」
22:49 原発再稼働に同意せぬ考え 福井知事、経産相の要請に【写真は福島県高萩市山奥にある小滝沢キャンプ場。いわき市の海岸部のキャンプ場は津波で全滅状態、仕方なくここに一泊したが11月に入っているために初冬の感じ。もちろんその時期にキャンプなどする者は皆無】
- 4月27日(金) 晴れ、軽風 閑話休題 《 震災支援中の風呂事情 》
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2012.04.27 Friday昨年3カ月間、東北3県を罹災者支援で廻った時の『風呂』の事情を書いてみたい。
3カ月間の行程では基本的にはキャンプ及び無料ボランティア宿泊所を利用し、寝袋袋持参だったからそれほど困ったことはないが、風呂については暑い時期からのスタートだったのでかなり苦労した。
写真は宮城県石巻市で撮った『臨時入浴場』で、左側のテントが女湯、その隣は男湯になり、右端のテントは受け付けと休憩所になる。テントの中は脱衣所と縦横6m×3m、深さ80センチくらいのプールのような浴槽があり、その二方に洗い場がある。
これは『自衛隊風呂』と呼んでいたように、震災直後に自衛隊が被災地に施設した臨時の風呂形式で、その自衛隊が撤収してからNPOが運営していた。ここも10月に戻った時にはなくなっていて、利用者は不便になっただろうなと思った。
被災直後は着の身着のままで避難しても落ち着いて来れば風呂に入りたくなるのが人情だから、こういった施設は重要である。写真の場所は元駐車場、奥に見える建物は市内で1、2のビジネスホテルで、その真向いにもホテルがあり復興需要なのか満室状態だった。
私の場合、フィリピンではシャワー使用の生活に慣れ、日本に行ってもドブンと浴槽に入る気分はなく、ここでも浴槽からお湯を汲んで身体を洗い流すが、やはり温かいお湯は良かった。利用者は被災者中心だが市内に入っているボランティアも利用でき1日おきに通った。
他の地域で支援ボランティア用に設けられた無料宿泊所にはお湯の出るシャワー設備があって、これには助かったが、寒い季節になったらチョッとつらいかなとも感じた。
東北は温泉場のたくさんある地域で、車で移動中に温泉の看板をたくさん見たが、あまり温泉に浸かろうという気分は持てなかった。それでも岩手県の北端近く久慈市に入り、入浴に困って山奥にある『べっぴんの湯』と名付けられた温泉に初めて入った。
温泉といっても公共の浴場設備といった感じで風情はいまいちだが、久しぶりの湯船でゆっくりできた。普通に沸かしたお湯と違って温泉は身体への浸透度が違って湯上りの気分は上々、料金も500円でそれ以降こういった所で入浴するようにした。といっても気仙沼の山奥にあった高原の湯、花巻近くの温泉と会津盆地にあった公共の湯くらいしか行っていない。
活動の最終地いわき市は温泉でも有名な所で、映画フラガールの『常磐ハワイアンセンター(旧名)』がある。せっかく来たので入ってみるかと行ったが、その頃の罹災者は入場無料、一般は1500円も取るので入口で写真を撮っただけで止めた。
その代り駅近くには公共の湯が2カ所もあって500円で入れるので、どちらも入った。駅前の駐車場に車駐車料金を払って入るのが今風の感じだが、こういった公共の湯を車で廻るファンも居るらしいが、確かに利用してみるとそんな気分になりそうだ。
- 朝日新聞の見出しに見る福島原発報道―41
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2012.04.26 Thursday
【2011年6月16日】
00:36 静岡の二番茶、すべてセシウム基準下回る サンプル検査
00:36 3号機燃料プールの冷却装置稼働へ 7月初めから
00:44 保安院、島根原発を立ち入り検査 安全対策を確認
00:51 元原発作業員、故郷離れ三重に移住 国・東電に募る不信
00:56 熱核融合実験炉、震災で開始延期 仏で建設中
00:57 原発作業員が喫煙、内部被曝 福島労働局が近く聴取
01:50 「将来の脱原発」2人 「削減」9人 知事アンケート
08:07 全部汚染されちまった…歌う原発作業員、思いを弾き語り
10:19 六ヶ所村の施設に「反原発」シール貼った疑い 2人逮捕
11:27 福島「相馬野馬追」の中心行事、中止へ 神旗争奪戦など
11:35 福島第一の汚染水浄化施設、17日夕にも本格稼働
11:55 「脱原発」求め1千万人署名開始 鎌田慧さんら呼びかけ
13:34 1号機のカバー設置工事を1日中止 作業員の喫煙受け
14:12 さよなら校庭の芝生、高線量で決断 福島・桑折の小学校
15:00 ベント・注水に難航…福島第一の経過、東電資料に詳細
16:32 特定避難勧奨地点決め住民支援 指定区域外で 高線量地点
18:26 中国が西太平洋の放射能計測へ 福島原発事故の影響調査
20:50 麦の放射性物質検査、7県で保管全量対象に抜き取り実施
22:07 屋外プール「線量低く利用問題なし」 文科省が福島県に
22:08 ポンプから汚染水にじむ 福島第一原発の水浄化施設
22:24 原発の安全・耐震・防災指針見直し決定 原子力安全委
22:39 原子力安全委、IAEA閣僚級会合に欠席
22:44 原発で被害、追加賠償請求へ 福島のJA、計26億円
23:13 東通原発1号機の運転延長計画を断念 東北電力
23:15 「4号機の水、なくなっていた可能性少ない」米当局修正
【2011年6月17日】
00:30 汚染水処理施設で水漏れ、試運転停止 福島第一原発
00:42 放射性汚泥、8千ベクレル以下は埋め立て可 国が新基準
01:03 「脱原発」全国弁護団結成へ 秋にも各地で一斉訴訟
01:03 高放射線地点を指定、政府が避難支援へ 避難区域外でも
03:01 福島県民を30年にわたり健康調査 内部被曝も含め測定
04:02 死者1万5441人 行方不明者7718人 16日
07:02 関電社長、橋下知事と会談へ 15%節電への反発受け
11:10 東電の賠償資金、年金削減も検討 経産相「聖域なく」
12:01 汚染水浄化施設の漏水は安全弁故障 17日深夜にも稼働
13:42 福島市で放射線量の一斉測定開始 2日間計1045カ所
17:49 IAEA加盟国が原発相互査察 天野事務局長が提案へ
18:27 死者1万5451人 行方不明者7692人 17日
19:11 福島第一原発の廃炉、首相「国が責任持つ体制を検討」
21:02 福島全県民の健康調査、6月下旬から 政権工程表の状況
22:03 放射能汚染水浄化施設装置が本格稼働 継続運転には不安も
22:08 原発事故直後、自衛隊員12人の被曝線量を確認せず
22:21 事故調査・検証委メンバー、福島第一原発を視察
23:17 作業員2人の大量被曝、メガネの隙間や飲食など原因か
23:30 東電の賠償仮払い、住民票のない世帯にも拡大
23:47 浪江町、独自に放射線調査 20キロ圏外でも高い数値【写真は会津の道を走る。会津地方には原発から避難した町役場と仮設住宅が多数ある。同じ県内とはいえ、雪のない浜通りから雪の多い会津に避難するのは大変】