RSS | ATOM | SEARCH
台湾一周 鉄道旅 2020 その(88) 基隆の『廟口夜市』−1

【写真−1 昼間はともかく夜間の市内バスはこんな具合】

 

 九份からのバスは写真−1のようにガラガラ状態で基隆に戻り、次の夜市を目指すが、夜市のあるバス停が分からない。それでも人の流れを見て近そうなバス停で下車する。港へ通じる運河の向こう側に、ひときわ明るい通りが見えそこが夜市と分かる。

 

【写真−2 今回は3つの夜市を廻ったが一番人が多かった

 

 基隆の夜市は『廟口夜市』と呼ばれ、1873年に建立された『奠濟宮』を中心に発展し、台北からもわざわざ来るようにかなりの人出。写真−2は廟に通じる通りで、食べ物屋が連なり、その上の両側に掲げられた提灯が華やかな雰囲気を盛り上げる。

 

【写真−3 商品目当てというより遊ぶことが面白い】

 

 色々な食べ物屋もさることながら、夜市には遊べる店も欠かせない。写真−3は麻雀牌のような物を台紙の上に並べるゲームで、どういう仕組みになっているのか分からないが、左に飾ってある縫いぐるみを目当てなのか、子どもに人気があった。

 

【写真−4 3種類のタレをかけて食べる

 

 写真−4は饅頭のような物を焼いて売っている店で、香ばしい匂いが一帯に漂う。奥の方で作業をしていて、良く見ると餃子に入っているような種を饅頭に詰めている。蒸し肉まんならぬ焼き肉まんで、売れ行きは他の店より良かった。

 

【写真−5 ネット上のゲームと違ってまた別の面白さがある

 

夜市のゲームは日本でも子ども向きになっているが、写真−5はスマートボールで、今風にボールを打つのは機械式になり得点もデジタルで表示され、ボールが当たる度に派手に点滅する。写真のように親子で遊んで楽しい思い出になることであろう。

 

【写真−6 客も上手く行かないのは分かっているけどつい手が出る

 

 夜店に多い射幸心を煽る遊びが写真−6の店。手前のカップにたくさんの輪ゴムが入っていて、その輪ゴムを前にある商品に投げて上手く入ったらもらえるが、簡単そうで難しい。左で投げているのは店の人間で、スイスイと入れて客の気を引いている。

 



 

author:cebushima, category:台湾一周鉄道旅 2020, 19:30
-, -, pookmark