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台湾一周 鉄道旅 2020 その(78) 南港駅に到着し特急『太魯閣417号』から下車

【写真−1 既に大事故のあった場所は通り過ぎていた】

 

 台湾北東部を走る『北廻線』は花蓮−蘇澳新駅間79.2キロあり、断崖上や台湾最長10キロに及ぶトンネルを持ち、蘇澳新駅から八堵まで行く『宜蘭線』となり、台北方面へ繋がる。写真−1は宜蘭線の『羅東駅』ホームで、談笑している旅行者 が印象的。

 

【写真−2 この駅に台湾新幹線が乗り入れているとは知らなかった】

 

 『南港駅』に到着。写真−2の案内で分かるように既に台北市内に入っている。台湾の都市部に乗り入れる鉄道は地下化されていて、この駅も2008年に地下化され、地下鉄や、2016年には台北駅から台湾高速鉄道が延伸されて、この駅まで入っている。

 

【写真−3 それほど人は降りなかった】

 

 南港駅で写真−3の特急『太魯閣417号』から下車。台鉄の同型車に『普悠瑪(プユマ)号』というのがあって、2018年10月に死者18人の脱線事故を起こした。その事故地点を車窓から見えるかと思ったが、写真−1の駅2つ手前が分からず見失った。

 

【写真−4 こういう漢字だらけの表示を見ても日本人は理解する】

 

 下車した南港駅の鉄道路線は地下3階に分けられ、写真−4で表示されるように基隆へ行く区間車は降りたホームから下の階へ行くように指示されている。このホームには特急が次々と入って来て、区間車へ乗り換えるには一度改札を出るようになっている。

 

【写真−5 都市部の駅は地下化されどこもこの様な雰囲気】

 

 写真−5は区間車用のホームで、基隆へ南港から行くには通り過ぎて戻る形を取っている。南港手前の『八堵駅』か『七堵駅』で下車すればそうしなくて良いのだが、他の特急は停車するものの、この『太魯閣417号』はどちらの駅にも止まらなかった。

 

【写真−6 鉄道が重要な輸送機関であることが分かる】

 

 基隆駅は盲腸のように『宜蘭線』から突き出ているが、基隆−高雄間を結ぶ『縦貫線』の起点になっている。縦貫線も海側と山側を走る路線があって、基隆駅からは『北段』と呼ぶ。基隆行き区間車ホームは特急『普悠瑪』も停車しているのが写真−6で分かる。

 


 

author:cebushima, category:台湾一周鉄道旅 2020, 21:43
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