RSS | ATOM | SEARCH
新幹線全線乗車の旅(ジャパンレイルパス) 2019年 その(55) 特急『やくも』は分水嶺を越えて米子へ

【写真−1 中国山地の地層は花崗岩から出来ている】

 

 伯備線は山間部を高梁川沿いに走るが、山の斜面で採石する事業所を多く見るし、その関係か国道上には大型ダンプカーの姿も多い。写真−1は目に付いた大型の工場で、中国山地は海底が隆起した地層なので、石灰岩からセメントを製造しているのだろうか。

                           

【写真−2 まだ紅葉には少し早い】

 

 写真−2の川の流れから、明らかに伯備線は分水嶺を越えたことが分かり、写真の川は日本海に注ぐ『日野川』。伯備線は1919年に瀬戸内側と山陰側で同時に工事が始まり、全線が開通したのは1928年だが、山裾と川沿いを走るためにカーブがかなり多い。

 

【写真−3 座席の座面と背面は同じ色だが背面は違う色】

 

 車内には乗客の姿が見えず、写真−3は出入口を撮っているが、左の荷物棚隅に毛布を置いてあるのが特急グリーン席らしさで、その下の両側にある白い箱は何のためにあるか分からない。出入口前の座席を一つ減らしているのは通行に邪魔にならないためか。

 

【写真−4 ようやく中国山地を山陰側に抜け出たと思わせる風景】

 

 山間部を抜けたと思う沿線光景が写真−4で枯れた水田が多い。川沿いに植えられた並木は桜のようで、丈は低いが、何年か後には立派な並木となって目を楽しませてくれそう。撮影時間は午後3時になっていて、次の停車駅の米子まで18分しかかからない。

 

【写真−5 駅のホーム上の立ち食いそば店は日本全国にいくつ残っているのか】

 

 写真−5の米子駅に到着。米子駅はこの伯備線と山陰線、境港へ向かう境線がある交通の要衝でもある。写真の真ん中、ホーム上にある店の吾左衛門鮓は駅弁の老舗。駅弁も良いが、かつては多くの駅で食べられたホームの立ち食いうどん、そばの店が新鮮。

 

【写真−6 中海を閉鎖した干拓計画はあったが中止となった】

 

 米子駅を出ると山陰本線は写真−6の水面と並行して走る。最初は海かと思ったが、彼方には山がありこれは海と繋がる汽水湖の『中海』で、面積は日本で5番目になる。この中海と繋がるのが松江にある『宍道湖』で、重苦しい雲がいかにも山陰という感じ。

 


 

author:cebushima, category:新幹線全線乗車の旅(ジャパンレイルパス) 2019年, 20:34
-, -, pookmark