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台湾一周 鉄道旅 2020 その(23) 阿里山森林鉄道乗車記−5 交力坪駅〜水社寮駅

【写真−1 手前左に道路のような物が写るが水社寮駅近くに道路がある】

 

 嘉義駅から31.4キロ地点にある梨園寮駅から交力駅坪間は3.5キロあるが、この区間はトンネルがなくて見晴らしが良い。写真−1は民家や商店のある交力坪駅から次の水社寮駅へ向かう途中だが、遠くの山の頂近い山腹に家々が固まっているのが見える。

 

【写真−2 メンマの材料は1mくらいに伸びたマチクの筍を使う】

 

 標高1000mを越え、阿里山森林鉄道沿線の植生に変化が見られる。写真−2は亜熱帯に生える『麻竹(マチク)』でこのような竹林が所々に見える。嘉義はマチクの筍を蒸して塩漬けし発酵させる食品『メンマ』生産が盛んで、その多くは日本に輸出される。

 

【写真−3 この駅からの線路はほとんど円を描くような左カーブが伸びる】

 

 交力坪駅から5.6キロ、写真−3の水社寮駅構内に到着すると割合平坦な地形の場所になり、線路も複線になっていて、駅周辺に民家が固まり民宿もあるという。水社寮と名付けられたのは水利のために回転する『水車』が昔からあったことから来ている。

 

【写真−4 台湾はハイキングや自然観察に関心が高い】

 

 写真−4は水社寮駅の駅舎だが、ここも無人駅。写真の駅舎を利用して近辺の自然観察の出来る設備が中にある。その一つは旧トンネル内に住む蝙蝠の生態を設置したカメラを通じて見られ、平日なのに写真の様に訪れる人は多いが、車で来るのだろうか。

 

【写真−5 日本の植民地時代に建てられた家だろうか日本的な感じがする】

 

 白壁に寺院のような木組みを見せる様式の古い民家が、写真−5のように線路際に建っている。小さなプレートに『水社寮20』と書かれているのは住所表示のようだが、水車にちなんだ駅名から綺麗な水の流れる地域であり、駅近辺は蛍の名所という。

 

 

【写真−6 軽井沢が1000mだからこの辺りの気候は涼しく冬は積雪もありか】

 

 水社寮駅の標高は1186mと既に1000mを悠に越えている。写真−6は駅ごとに立てられている案内板で、左の隅に自動車道路が写っている。この地点の線路は円を描くように敷かれ次の奮起湖駅まで5.3キロあり、駅から駅の区間としては2番目に長い。

 


 

author:cebushima, category:台湾一周鉄道旅 2020, 18:45
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