- 新幹線全線乗車の旅(ジャパンレイルパス) 2019年 その(25) 新潟駅発10時17分なので『萬代橋』見物へ
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2020.01.15 Wednesday
【写真−1 一帯は駅前の繁華街で近くのビルで女性刺殺事件があった】
今回の旅は出来るだけ駅近くに泊まることにして、東横インの新潟駅前店に泊まる。ここは新潟駅改札口から通路が繋がるビルの上部をホテルにしていて便利といえば便利。東横インは信濃川を渡った古くからの繁華街『古町』にもあるが、駅からは遠い。
【写真−2 日曜日の午前の早い時間なので通行人も車も少ない散歩日和】
今日は新潟−大宮−金沢のコースを取り、時間的には楽なのでホテルから歩いて近い萬代橋まで行くことにする。写真−2は途中の交差点に在った標識で橋まで900mとある。会津八一の記念館が近くにあるが、今回は新幹線に乗るのが目的なので行けない。
【写真−3 以前は万代橋であったが今は旧字の萬代橋に戻した】
風が強く空は青空が広がるがかなり寒い。写真−3は途中にあった萬代橋の木橋時代の欄干のレプリカで、周りには萬代橋の歴史を説明する銘板がある。それによると1886(明治19)年に初代の橋が架けられ、これは信濃川に架かった最初の橋とあった。
【写真−4 橋の表面には大理石を張るが欄干と水面の近さに驚かされる】
現在の橋は三代目のコンクリート橋で、1929(昭和4)年に架けられた。長さ306mでアーチ状の桁が美しく、1964(昭和39)年の新潟地震にも耐え、2004(平成16)年に国の重要文化財指定。街灯は復元された物で、橋の向こうが新潟市の中心地となる。
【写真−5 半世紀前に新潟を訪れているが川沿いの高層ビルは全くなかった】
写真−5は信濃川の上流方面。水面が意外に高く初代の橋の頃は川幅が今の倍近くあり、川の両岸を埋め立てて現在の新潟市が出来た。駅のある地域はかつて沼垂町といって川向うの新潟市と仲が悪かったらしいが、100年以上前に架橋を契機に合併した。
【写真−6 駅近くに泊まるとやはり便利】
ホテル側から見た新潟駅の様子が写真−6で、今日大宮まで乗るのは『MAXとき315号』1時間45分の乗車。大宮で北陸新幹線の金沢行きに乗り換えるが、新潟から金沢まで乗車時間4時間ほどで移動できるのはやはり新幹線ならわで在来線では不可能。