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新・へそ曲がりセブ島暮らし100景 その19 ポルトガルの旗
ポルトガルの旗 『その17』で書いた学校の入り口にポルトガルの国旗が掲げられていた。ビルの看板にConsulate of Portugal Cebuと書かれていて、ここにはポルトガル領事館がある事になる。
 と言ってもセブには在外公館は日本、中国、韓国しか置いていなくて、これは名誉領事の事務所が置いてあると言う印である。
 名誉領事と言うのは、その国が文字通り名誉の領事を名乗って良いと任命するものだが、セブにはこの名誉領事を名乗る者がやたらに多い。
 どういう経緯で名誉領事になるのかのか知らないが、口の悪い人間は『金で買った』とまで言う。確かに名誉領事を名乗る人物は金持ちのセブの名士ばかりである。この学校の経営者も然りだが、ポルトガルと何の関係があるのか良く分からない。

 人間、金が出来ると次は『名誉』を求めると言い。日本の勲章制度がそのいい例だが、名誉領事もその類になるのだろうか。フィリピンには日本のような叙勲制度は無いから、この名誉領事は格好のスティタスになるようだ。
 実際、こちらの新聞を開くと社交欄のページがあって、こういった名誉領事連中が肩書も麗々しく写真入りで頻繁に登場している。その記事の内容たるや、誰誰の誕生パーティーだとか開店祝いだとか言った他愛無いものだが、フィリピンはこういう世界も大事なのだなと認識する。
 こう言った社交が下手なのが日本人で、この名誉ある人々に混ざって紙面に登場する日本人などほとんどないから、ある意味ではさびしい限りである。
 国と国同士の付き合いや理解と言うのは、必ずしも経済力や援助額の多寡で決まるのではなく、こう言った虚栄の延長上にもあると言う事を知る必要がある。

author:cebushima, category:新・へそ曲がりセブ島暮らし100景, 10:33
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