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ミンダナオ島紀行 ダヴァオ篇 2019 その(10) 海べりの別荘風建物に宿泊

 マティ飛行場を見学してからマティ市郊外にある海岸へ向かうが、海沿いの道路の海側には別荘風の建物が連なり、反対側は鬱蒼とした椰子林が広がる。

【写真−1 こういうプールは泳ぐというより水の涼しさを得るためにある】

 マティ市のある東ダヴァオ州は『ココナッツ州』と呼ばれるように椰子の樹が多く植えられ、途中通過した北ダバオ州やコンポステラ・バレー州が『バナナ州』と呼ばれるているのと対を成す。

 写真−1
が地元の知人を通じて用意してくれていた貸別荘で本日の宿泊場所になる。

 300坪くらいの敷地の中に、モダンなデザインの建物とその前面に20メートルくらいのプールが造られ、写真手前に白く写るのは海砂を敷き詰めた庭で、写真を撮った側に海が広がる。

 全体に広々とした印象はあるが、寝室2つにキッチン、リビングの2LDK仕様で、周りには樹がないために建物内は暑く、部屋に備え付けのエアコンを常時動かしていないと快適さからは遠い。

 これだけの敷地と建物、プールを常時綺麗に管理するのは大変だが、建物の裏に管理人の家があってその辺りは怠りない。

 2部屋と書いたが、寝具の数から10人以上の宿泊は可能で、そうなると人数当たりの宿泊費はかなり安く、最近日本で取り上げられる大人数向きの『民泊』と似ている。

【写真−2 岩場の向こうはドロップ・オフになっているのか漁船が出ている】

 写真−2は建物敷地前面に広がる海岸と海の様子で、敷地は2メートルくらいの高さがあり、そこを岩場の海岸に降りると300メートルほど沖合まで岩場が続いている。

 

 この岩場の状態は干潮の時で、潮が満ちてくると建物のある敷地まで水面は上がって一面海になり、海面の向こうには山並みが連なり、その谷間には雲がたなびきその変化を見るだけでも飽きさせない。

 山並みの向こうは遥か南スリガオ州に連なり、そしてミンダナオ島最北端の州になる北スリガオ州へと続き、その先は海峡を挟んでレイテ島に繋がる。

 写真で分かるように眺めている分には気持ちの良い景観であるが、海から2メートル少々の高さでは仮に津波が押し寄せた時ひとたまりもなく、先の三陸大津波の被害を知る身としては綺麗だけでは収まらない不安を感じさせる。

 ミンダナオ島では過去に大地震による津波が発生し、多大な被害を受けている例もあり津波が全くないとは誰もいい切れないが、そういった発想は、このような土地に別荘を造るような金持ちには無縁で貧乏臭い考えになるのかも知れない。

【写真−3 海風がおかずの一つになる】

 写真−3はその晩に用意した食事の数々で、中央に見えるのはフィリピンでタンギギと呼ぶ白身の魚で、これは備え付けのバーベキュー設備を使って炭火で焼いた。

 その右側はパンシット・カントンと呼ばれるフィリピン風焼きそばで、脂ぎったフィリピン料理に面食らう日本人が好む料理の一つになる。

 その右上に見える丼内はフィリピン風生魚の酢締めになるタンギギのキニラウで、ココナッツ・ミルクが入っているのが特徴。

 一番左端にある料理は小イカを煮たイカのアドボで、その他はフィリピンでは定番の鶏と豚肉料理になり、これで米飯を食べる。

 野菜の料理がないなといつも感じるが、野菜料理というのは、最近でこそレストランでもサラダを出すようになったが、フィリピンでは野菜を食べるのは貧乏人との印象の強い国である。

 


 

author:cebushima, category:ミンダナオ島紀行 ダヴァオ篇 2019, 21:07
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