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へそ曲がりセブ島暮らし2019年 その(35) 送られて来た詐欺メール

 今日7月21日(日曜日)の日本は参議院議員選挙投票日で、選挙一色になっていると思うが、投票率は上がらず前回を下回るような様子。

【写真はメコン川の陽の出】

 前回の投票率は55%くらいであり、有権者の半分程度しか投票に行かないのかと思うが、アメリカの選挙でトランプを生んだ前回選挙では史上稀に見る高投票率であったが、それでも50%半ばくらいであり、意外にアメリカは投票率が悪いことが分かった。

 アメリカは日本と違って選挙年齢に達しても自動的に選挙権は得られず、選挙人登録をしないと投票ができなく、しかも登録に党派的な嫌がらせが行政からあり、民主主義アメリカは虚飾だとの指摘もある。

 ちなみにアメリカ同様選挙人登録をするフィリピンの投票率は80%台とかなり高率だが、投票率が高率だからといってその国の政治が良く行われているとはならない。

 投票率が半分程度で、その半分の支持率を得て当選したトランプなど、数字的には国民の25%程度しか支持されていず、このコアな支持層だけを相手に政治を行っていれば良く、馬鹿丸出しといわれるトランプが命脈を保ち、再選に強気な根拠となっている。

 この現象は日本にも当てはまり、半分以下の支持率で長期政権を続ける嘘と開き直りの安倍自民党も同じで、投票率が半分、しかも有権者の半分以下の得票で自民党は政権を維持している。

 また内閣支持率も半分にも満たず、やはり有権者の3分の1程度を相手に政治を進めれば良く、大多数を切り捨て相手にしなくても政権は安泰というおかしな現象となっている。

 この辺りが『投票による民主主義』の欠陥だと思うが、為政者はその欠陥を上手に見抜き操作しているから世の中の意識と流れはなかなか変われない。

 世の中に溢れる詐欺行為と政治世界は似た物同士といっても過言ではないが、先日以下のメールが送られて来た。

 いわずとした『詐欺メール』で、日付は2019/07/19 (金) 22:18でその文面をここに掲載し原文に解説『鍵カッコ内』を入れながら注意を喚起したい。

 最愛の人『英語の原文を直訳したのだろうが、日本語ではこうは書かないからこの冒頭から怪しい』

 私はこのサイトを通してあなたの連絡先情報を得ました『どこから小生のメールアドレスが漏出したのか薄気味悪い時代だ』、そして私はあなたに連絡することにしました。

 神の恵みによってあなたが私の状況から私を助けてくれることを願っています。『知らない人間をホイホイと助ける小生ではない』

 

私はミス・ニーナ・ジョンソン(20歳)です『若い女性名なら引っかかる人間もあるのだろう』。

 アイボリーコーストの経済首都アビジャンに拠点を置く、有名で裕福なココア商人だった(後期チーフ、ナド・ジョンソン)『何でアフリカ西海岸からメールが来るのか不思議だが、アフリカ発の詐欺メールというのは多い』。

 不動産管理や株式市場などの投資目的として、880万米ドルの合衆国ドル『こんなに金があるなら手助けを求めるのが不思議』をあなたの指名された銀行口座の海外に振り込むのを手助けするために、私はあなたの緊急の注意を求めています。

 基金は固定されたサスペンス口座『こんな口座名は聞いたことがないし、この辺りは意味不明だが、英文なら辻褄は合っているのであろう』に預けられました。

 私にあなたの緊急援助のためのあなたの手数料として私があなたにこの私の総資金の20%を提供するつもりです。『これで真に受ける人間がいると思わないが、世の中には引っかかる人間もいるからこの手の詐欺メールはなくならない』

 この私の相互の取引に関するもっと重要な詳細については、私のプライベートEメールであなたの即時の返事を待っているので、すぐに親切に書いてください。

私は神が私たちと共におられることを祈ります。敬具 ニーナ・ジョンソン。以上『鍵括弧』内以外は原文のまま。

 このメールを一読して、英文を翻訳ソフトにかけて日本文を作り出しているのか助動詞は滅茶苦茶の文章と分かり、こんないい加減な文章で引っかかる日本人がいるのかと思うが、ツイッターとかLINEといった短文しか書けず理解できない今の日本人にはちょうど良いのかも知れない。

 こういうインチキメールに騙される人間などいるのかと思うが、何万通も世界中に出せば1人や2人は引っかかる人間はあるから、詐欺メールは花盛りなのだろう。

 日本では電話を使った『オレオレ詐欺』が全盛で、毎年数百億円が騙し取られていて、その手口も複雑になって今は『特殊詐欺』と呼ばれ、巧妙さを増している。

 この手の詐欺に騙されるのは老年層が多く、この年代というのは自信家も多く『俺は騙されない』と思っている人ほど騙され易く、老年層の自動車事故が多いのと共通している。

 この間、タイのパタヤで電話詐欺グループが摘発、日本に強制送還されて逮捕されたが、この手の犯罪グループは海外に拠点を設けている実態が明らかになり、このグループで捕まった容疑者は一度フィリピンのセブに来てバンコクに入ったことが確認されていて、セブにも詐欺グループの拠点があるのではと騒がれた。

 現在、セブには3ヶ月以上滞在者の内、在外公館に在留届を出している日本人は2000人を超えているが、届けを出さないのが倍あるいは3倍はいると推測され、日本人が街中をウロウロしても目立たない。

 その中に詐欺を目論んでいる日本人グループも当然いて、最近フィリピンの入管が外国人滞在者の取り締まり強化に乗り出していて、これは激増中の不法就労をしている中国人を対象にしているが、日本人もいずれその手は回るのは確実である。

 特に実態が不明な日本向けのコールセンターでインターンなどと称して6ヶ月未満働く形態の日本人は要注意で、昨年、日本資本のコールセンターで何十人もの日本人が摘発され、セブに限らず海外には美味しい話は転がっていない。


 

author:cebushima, category:へそ曲がりセブ島暮らし 2019, 19:20
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