- パラワン島紀行 2018年 その(33) 最終回 エル・ニドはどうなるのだろうか
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2019.06.28 Friday
【写真−1】
写真−1はエル・ニドの町から小1時間かけて行く『ナクパン・ビーチ』。ご覧の通りまだ人の手はあまり入っていない。しかし、エル・ニドに近い『リオ・ビーチ』はフィリピン有数の財閥が飛行場込みで開発中。写真の静けさもあとわずかであろうか。
【写真−2】
エル・ニドの町の海岸沿いにあるリゾートは写真−2のように擁壁を工事中だが、手前に石が散乱する辺りまで、違法の建造物があった。波打ち際から20m以内は建造物は法律で禁止されているが、フィリピン中のリゾートは違法建築がまかり通っている。
【写真−3】
エル・ニドはリゾートの町といっても人口は5万人近い。写真−3は町の中心四つ角の様子で、ここだけを見るとチョッとしたフィリピンの地方都市並みの賑やかさ。時間によっては交通渋滞もあり『地上の楽園』の広告イメージは虚名そのもの。
【写真−4】
ただし、沖合に浮かぶ島巡りをすれば印象は良くなるだろうが、どこも観光客で溢れていて静けさにはかなり程遠い。写真−4は島に上陸する時の一枚だが、この一枚は観光公害で閉鎖されたタイの観光地『ピーピー島』を思い出させる。
【写真−5】
写真−5は『ラス・カパナス・ビーチ』の夕景で、正面に夕陽が沈む。この日は台風が去った直後なので夕陽は見られなかった。写真−1とこの写真は家人のカメラでパノラマ機構を使って撮影しているが、今はテクニックなど要らず、カメラが全部処理する。
【写真−6】
最終日に長期受刑者が働く『イワヒグ刑務所』を訪れ、写真−6の木彫り像を購入。高さは20センチを超える程度だが、昔、アフリカのジンバブエで買った木彫り像と似た雰囲気を持つ。どういう気持ちでこの像を彫ったのだろうかと思うとまた一味違う。
【終わり】
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