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四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春 その(91) 番外−香港篇−5 香港島の路面電車『トラム』の将来は

 香港島はトラム路線に沿ってビル群が続き、昔と同じ区割りだから写真−1のような通りでは車が軌道上を走るようになる。

【写真−1 まだ車が遠慮がちなのが良い

 この写真の場所は右奥に走るトラムの軌道分しか道幅がなく歩道が作られ、どういう訳か手前で道が広がっている。

 恐らくトラム軌道上は原則的に通行できない規則があると思うので、この部分だけ、何となく走る車は遠慮がちだが、車の普及している香港では、いずれトラム軌道上に車が埋まって走るようになるかも知れない。

 そうなるとただでさえゆっくりのトラムは渋滞に巻き込まれてその役割を果たせなくなる恐れがあり、観光客用の乗り物になりそうだ。

 この写真で気が付いたが左側に写るビルが改装中で、その足場が『竹』で、これは大陸の方でも良く見られる光景だが、竹をビニール・テープで縛って20階、30階の足場を組むから恐れ入る。

【写真−2 こういうことをやっているから小さな事故も多い】

 写真−2は後ろから来たトラム後部車体に触れんばかりに停車する様子。その隙間はギリギリ10センチくらいの時もあり、少々ヒヤヒヤする。

 運転手にしてみれば毎度のことで何でもないのであろうが、何もこんなに近づけなくても良いとも思うが、それを目の当たりにした観光客は喜んでいる。

【写真−3 運行以来車両は順次更新されているが冷房車は少ない】

 写真−3は場所は覚えていないが、4つもレールの敷かれている珍しい箇所で、黄色い線はここには車が止まってはいけない印。

 香港トラムは前後に運転席があるので基本的には香港島西の堅尼地城總站(ケネディ駅)から東の筲箕灣總站(ソウキワン駅)まで行ったら回頭しないで運転手が移動するだけだが、この両終点駅を含めて7ヶ所のループ状の軌道を持っている。

 この中で一番大きなループになっているのは香港競馬場を回る跑馬地(ハッピーバレー)線で、この支線は100年以上前の1904年に開通した。

 香港人は競馬が好きで出走時期にはその話題で持ちきりで、もう一つ香港には競馬場が九龍側の中国国境寄りの沙田にあり、沙田は香港の団地風景が見られる。

 ハッピーバレーのその昔は後背地にある山から土砂が流れる未開の地域であったが、現在は高層マンションが林立し、近くには銅鑼湾や湾仔の繁華街があって高級な住宅地となっている。


 

author:cebushima, category:四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春, 18:56
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