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四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春 その(66) 高知と愛媛の県境はあっさり超えて四十番札所『観自在寺』へ

 徳島県の札所23ヶ所、高知県の札所16ヶ所参拝を終えて(途中十一番札所藤井寺を抜かしてしまうウッカリはあったが)愛媛県に入る。

【写真−1 欅造りの山門で修理するにも材料集めが大変】

 愛媛県には札所が23ヶ所、うち松山市には8ヶ所あり、松山市内でまとめて一気に回れば数は増えるだろうが、今回の遍路旅は八十八ヶ所の内、半分で切りの良い数字四十四ヶ所を廻って、以下は次回回しにする。

 三十九番札所『延光寺(えんこうじ)』から車で1時間ほどの所に四十番札所『観自在寺(かんじざいじ)』はあり、写真−1はその山門を後ろ側から写している。

 この山門は総欅造りの高さ7m、幅6mあり、1988年(昭和63年)に大修理が行われ、昭和は64年の1月7日で終わっているから、昭和最後の大修理ともいえる。

 石の路面が光っているのは愛媛県に入ってから天気が崩れ出し、この辺りはまだ本降りではないが以後、松山市へ入るまで雨が降り続くが、車遍路の場合はあまり天候による影響は受けない。

【写真−2 この辺りからポツポツと春の雨が降り出す】

 写真−2は山門をくぐって本堂へ向かう境内の様子。観自在寺は徳島の一番札所『霊山寺』から一番遠い札所であり、ここへ到達した歩き遍路は達成感もあるし、また残りの行程に気を引き締めることであろう。

 この寺もその昔は興隆を極めたらしいが、火災によって堂宇を焼失し、宇和島の藩主伊達家によって庇護された歴史を持つ。高知では土佐藩主の山内家と、寺社と時の為政者の関係が深いことをどの寺にも伺われる。

【写真−3 遠い札所のためか遍路者の姿は少なくなった】

 写真−3は観自在寺のご朱印で、流麗に書かれているが、こういっては何だが何となく味のない筆致。

 次の四十一番札所『龍光寺(りゅうこうじ)』は宇和島市内にあって、距離にして50キロ以上ある。カーナビでは高速道路を使った方が良く、しかも無料となっているのでそちらを利用する。

 その四国西岸を走る高速道路、出来上がったばかりで東京で買った四国の最新道路図にもまだ掲載されていなくて、地方の素っ気ない車専用道路といった規模で車の走行は少なく走り易いが、通常の道路を走った方がこの地方の景色を堪能できたかもしれない。


 

author:cebushima, category:四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春, 17:43
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