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四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春 その(65) 高知県内最後の札所三十九番札所『延光寺』

 足摺岬にある三十八番札所『金剛福寺』から三十九番札所『延光寺(えんこうじ)』まで、レンタカー会社の案内資料には距離にして約65キロと出ている。

【写真−1 境内は広い

 これは、四万十市に戻ってから行く行程で、足摺岬から海岸沿いには走らず、同じ道を戻るのもどうかと思うがカーナビ通りの道を走る。

 歩き遍路だと海岸に沿って恐らく風光明媚な道を歩むと思うが、そちらのコースは50キロ以上あって、この距離も2日がかりで歩くからかなり大変。

 延光寺は宿毛市にあるが札所は市内から離れていて、写真−1はその山門。この札所は山号が『赤亀山(しゃっきざん)』となっているように、寺の縁起は亀に縁がある。

 その昔、竜宮城から赤い亀が梵鐘を背中に乗せて寺に戻ってきたので、これを祀った伝説があり、時代は延喜11年(911年)という。

 話自体が荒唐無稽ながらはっきり年代が分かっているのは、亀が背負ってきたという梵鐘が現存し、その鐘に『延喜11年』の銘が刻まれているためで、この鐘は戦前に国の重要文化財に指定されている。

 大きさは総高33cm、鐘身25.2cm、口径23.5cmというからかなり小型の梵鐘だが、明治の頃、高知県議会の議会開会と閉会の合図に打ち鳴らされたというから面白い。

【写真−2 線香は3本だが買うのが間に合わなくて1本の時もあった】

 写真−2は本堂前の線香立てで、これはかなり立派に造られている。札所によっては線香を立てる部分が小さくてどこに線香を立てるか迷う時もある。

 この境内には縁起にある赤亀の梵鐘を背負った石造が山門脇にあるらしいが、そういうものを見かけているかも知れないが、ありがたい縁起があるなど知らなかった。

【写真−3 今の歩き遍路はスマホの地図を見ながら歩いている】

 写真−3は延光寺駐車場脇で見かけた次の四十番札所『観自在寺(かんじざいじ)』へ向かう歩き遍路道の案内で、こういった春の野道をゆったり歩ければ羨ましい限り。

 もっとも、距離は26キロほどあるから、歩きだと一日がかりで、野の草花を愛でながら歩くには相当の余裕がないと歩けない。

 徳島県一番札所『霊山寺』からスタートして、遍路開始6日目に高知県を終えて、いよいよ次の札所からは愛媛県に入るが、今晩はどこに泊まるか決まっていないが、参拝の様子で決めることにする。

 



 

author:cebushima, category:四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春, 18:58
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