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四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春 その(59) 桂浜にはがっかりしたが気を取り直して三十四番札所『種間寺』へ

 本日は室戸岬まで行く予定なので期待外れの桂浜を後にして、高知市内最後の三十四番札所『種間寺(たねまじ)』へ。

【写真−1 棚が造られている樹は何かの果樹か少し花が咲いている】

 高知市内にある札所と札所の距離は10キロ以下で歩き遍路の行程としては程良いが、車遍路では少し進んでは降りたり乗ったりで少々忙しいし、カーナビがなかったらもっと大変。

 写真−1は三十四番札所『種間寺』の大師堂を臨む境内の様子。種間寺という寺名は変わっているが、その由来は空海が唐からもち帰った米、麦、あわ、きび、豆(ひえともいわれる)の五穀を境内に蒔いたことから定められたとの伝承が残る。

 本尊の薬師如来坐像は木造、漆箔で高さ140.3cm、平安時代後期の作で、大正時代に国の重要文化財に指定されている。

【写真−2 八重の椿も良いが藪椿の一重も風情がある】

 写真−2は大師堂の屋根を背景にした境内に咲く八重の椿。早春から長い花の開花時期を持つ椿は種類も多いが、山茶花の種類と混同することも多い。

 椿の花はポロリと花全体を落とすが、山茶花は花びらをパラパラ落とすので見分けられるらしいが、写真を撮ったのは良いが、地面に花がどう落ちているかまでは気が付かなかった。


【写真−3 墨書きには種間寺と書いてあっても読めない】

 写真−3は三十四番札所『種間寺』のご朱印で、筆の筆致が細いので女性が記帳したのかも知れないが記憶にない。

 種間寺はその名前の由来から農業関係の帰依が厚いかと思ったが、寺の開基縁起は6世紀に百済から渡来した仏師が、大阪の四天王寺造営に関わり帰国途中に暴風雨に襲われて寺の近くに避難。

 その無事から仏像を当寺近くの山に安置したと伝えられ、高知は土佐湾を南に臨み、沿岸に建つ札所はどこも航海安全と関係が深い。

 こうして高知市内にある4ヶ所の札所を昨日1ヶ所、本日3ヶ所参拝し終えて、土佐市にある三十五番札所『清滝寺』へ向かう。



 

author:cebushima, category:四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春, 17:24
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