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続々・へそ曲がりセブ島暮らし100景 その14 日本の光景編 (11) 日光街道
日光街道 道の両側には細長いビルが建ち並んだ国道4号線。昔でいえば日光街道で、この写真は千住新橋の袂にある歩道橋から上野方面を撮っている。今はこのような味気のない国道風景になっているが、私が子どもの頃は写真手前に千住4丁目という都電の終点があり、終点なりに食堂や商店があって賑わいもあったがすっかり寂れている。
 都電は上野を通り水天宮まで行っていた。中学生の時にこの都電通学をしていたが、乗り降りする駅は次の千住2丁目で、交差点からは常磐線の北千住駅に行ける。

   かつては昔風の黒い瓦を乗せた低い建物が続き、荒川放水路が目の前とあって写真の辺りは、釣り道具屋と釣り用の餌などを扱う店が何軒もあったが、今は姿を消している。
 また、写真手前の左側に入ると映画館の『千住東映』があり、ずいぶんと映画館に足を運んだ記憶がある。その頃はまだテレビが主役ではなく、映画の全盛時代でこの映画館で『笛吹き童子』とか『怪人二十面相』などを観た。満員の子どもが少年探偵団の主題歌を照れもなく大声で歌った時代でもあった。

当時は映画館に冷房などなく、しかも黒幕で窓は全部閉め切っていて夏休みに観る映画は暑いのを通り越していた。まだ大気がヒート・ポンプ現象とは遠く、上映後に開け放った窓から入る風は涼しかった。この映画館には井戸水があって、休憩時間に列に並びアルミのコップで飲んだ水は美味かった。この映画館もいつの間にかなくなったが、千住では一番最後まで残った映画館だったようだ。

 片側4車線の道路上を走る車は整然と走っていて、フィリピンのような滅茶苦茶な運転をする国から見ると驚嘆さえする。しかも走る車の速度は相当な速さで、車が疾走している感じが強い。自分勝手に走らせると、結局は効率が悪くなり渋滞を生むという反面教師のような光景である。
author:cebushima, category:続々・へそ曲がりセブ島暮らし100景, 11:23
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