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四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春 その(37) 長い海岸線を通って高知県最初の札所二十四番『最御崎寺』へ

 徳島県内にある23ヶ所の札所の内、十一番札所『藤井寺』を除いて22ヶ所を参拝した。藤井寺が抜けてしまったのはウッカリ順番を間違えたためで、その顛末はその(19)を読んでいただきたい。

【写真−1 なかなかバランス良いご朱印】

 抜けたこの札所は次の楽しみにしようと納得しながらも、やはり残念。写真−1は二十三番札所『薬王寺』のご朱印で、徳島県内最後の札所になり、次からは高知県に入る。

 お遍路も徳島(阿波)では『発心』の旅、そして高知(土佐)は『修行』の旅といわれていて、高知は東西に長い海岸線を持ちながら16ヶ所の札所しかなく、しかも札所間の距離が長く、歩き遍路には過酷な道中になりそうだ。

 特に二十三番札所『薬王寺』から二十四番札所『最御崎寺(ほつみさきじ)』間は八十八ヶ所札所の中で2番目に距離があり、その長さは約76キロある。

 1番長いのはやはり高知県内にある三十七番札所『岩本寺(いわもとじ)』から三十八番札所『金剛福寺(こんごうふくじ)』間で、距離は約81キロ。どちらも札所から札所まで歩いたら2日はかかり、確かに修行の道は言い得ている。

【写真−2 当然ながらこの時期は海で遊ぶにはまだ風も水も冷たい】

 二十四番札所『最御崎寺』は四国の代表的な岬『室戸岬』にあり、札所もさることながら岬にも魅力があり、まだ陽の高い海岸道路を一路南下する。

 写真−2は途中休憩をした所で、その名も高知県最東端の『東洋町』。その手前の町は徳島県最南端の『海陽町』となっていて、どちらも海にちなんだ命名だが、近隣合併で新しく生まれた町名になる。

 

 こういった新しく自治体名を付ける時合併した自治体同士の駆け引きで無難で平凡な命名が多く、近年日本全国で新しく生まれた合併自治体の国語力というのは非常に劣り、後世、何でこんな名前を付けたのかといわれるのではないか。

 写真の東洋町、合併しても人口は減る一方で現在2500人程度、既に村の規模といって良いが、日本中、地方はどこもこうなっている。

 写真の場所は白浜海岸といって遠浅で穏やかな海と白砂が広がり海の駅と称するレストハウスやトイレ、シャワー設備などもあり、海遊びには良いだろうがどれほど人が来るのだろうか。

【写真−3 確かに犬の糞は白砂に目障りでそれにしても良く出来ている】

 写真−3はその海岸で見かけた看板で砂浜に立てられていた。犬が自らの糞を始末しているポスターで思わず笑ってしまうが、犬の糞害がそれだけ目立つのであろう。

 昔、実家で飼っていた犬を夜中に散歩させたが、今ほど犬の糞にどうこう言う時代でなかった。今は道が全面舗装になって糞が自然分解できなくなったことと関係あると思うが、意識も変わったのであろう。

 この海岸の先には日本有数のサーフィン・スポットがあって、あっという間に通り過ぎてしまい、時期もあるだろうが波はほとんどなく、午後遅い陽射しが照り返していた。


 

author:cebushima, category:四国八十八ヶ所遍路旅 2017年春, 19:24
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