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ミンダナオ島紀行 南部篇 その(18) イエロー・フィンの水揚げ量でギネスの世界記録を持つ

【写真−1 多分刺身用か】

 

 市場はイエロー・フィン一色ではなく、写真−1のような魚も混じていて、この魚は『ブルー・マーリン』であった。この魚はスポーツ・トローリングで釣られるシーンでお馴染みの魚で、亜熱帯海域を遊泳している。

 写真のブルー・マーリンは頭と尻尾を切り落とされているが、これだけでも1.5メートル近くあり、大きいのは体長4メートル、重さ500キロに達するという。

 恐らくイエロー・フィン漁の中でこれが混じって獲られるのだろうが、頭を落とした切り口はトロっぽい感じがあって、鮨タネには良さそうだ。

 ちなみに名前の由来だが、この魚は死ぬ直前に鮮やかな青色になることからブルー・マーリンと名付けられ、死ぬと写真のように黒い体色になるので日本ではクロカジキと呼ばれている。

【写真−2 嘘っぽいけど本物のギネスの証明書】


 写真−2は漁港の一角に飾ってあった額で、2014年9月11日のイエロー・フィンの水揚げ量が世界一だったというギネスの証明書になる。

 これによるとその日の水揚げ量は225594.49キロで、つまりこの日25トン以上の水揚げがあった。25トンというのがどれだけのボリュームになるか想像しがたいが、一匹50キロとしても5000匹の水揚げだから、その日の漁港は大変な活況であったであろう。

 そうやって連日大漁の時が続いても、絶頂があれば後は下降するのは世の理で、現在の水揚げ量は相当落ちていて、この証明書は昔日の栄光を投げるだけで、周辺の缶詰工場や市場関係者の首切りが相当行われたらしい。

 それにしてもギネスというのは商売とはいえどうでも良い記録を残しすぎる感じはある。

【写真−3 時間帯にもよるだろうが活気は感じられない】


 写真−3は市場見学を終えて市場の入り口を出た所で、入り口の左側の建物で長靴を借り入場する。

 小一時間も見学して、再びトライシクルに乗ってホテルまで戻るが、マグロの有名な漁港ということで敷地内に持ち帰れるように切り分けられたマグロや、新鮮なマグロ料理を食べさせる店でもあるかと思ったが、そういうのは見当たらなかった。

 あるいはもう少し探せばあったのかも知れない。


 

author:cebushima, category:ミンダナオ島紀行 南部篇, 20:10
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