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この一枚2013年 33-【台風ヨランダ-03】 支援活動中に泊まっていたテント


炊き出し実施期間は延17日間だったが、現地に泊まり込んだ日数は合計24日間だった。途中、支援物資を買うためにセブ市の自宅に戻った時もあったが、写真のテントに泊まり続けた。

 テントは3人用で、荷物を置くスペースを考えると妻と2人でちょうど良い。ただし、陽が当り出すと中は暑くて本当に寝るだけの利用だった。

 小学生の頃からテントには馴染んでいたが、当時のテントは木綿製で形も家型、使うポールも木製で、防水加工はしてあっても雨が降るとテントの縫い目から滴が垂れ出し、荷物が濡れないようにするのに大騒ぎだったが、それでも自然の中では充分と思っていた。

 ところが今はテントも形状からして大変化。素材が雨を通さなくなったし、何よりもポールがファイバー製になって組み立てなど1人でもアッという間。木綿テント時代の数人がかりでロープの張りを調整しながらの時代を思うと確かに便利になった。

 先年の東北震災支援の時もテントを使用したが、この時は6人用で、雨傘を広げるのと同じ要領で簡単に張れる仕組みに驚かされた記憶がある。

 写真のテントはセブで買った物だが、この手のテントは2代目。初代も今回の支援に持ってきて炊き出し拠点に張ったが、こちらは集まってくる子ども達の遊び場に開放。

 どこの国の子どもこういった狭い所に入り込んで遊ぶ心は共通していて、暑いさなかに10人以上も入って遊んだり、食事を摂ったりしていた。

 写真のテントの後ろ側に白く光っている2本の線は台風で地上に落ちた電線で、通電してなく1m位の高さで放置されているが洗濯物を干すにはちょうど良い。

 この場所に電気が復活したのは被災一か月後で、早寝早起きのテント生活となったが、時間が経つに連れてテントの周りに写真のように生活物質が増えてきて、さながら日本で見る『ホームレス』状態のようになった。

 今は追い払われてしまったが、上野公園や隅田川沿いなどには写真のようにテントで生活をする人をかつては多く見た。ホームレスというが夜は寝るだけだったらテント生活もそう悪くない。


 
author:cebushima, category:この一枚2013年, 08:45
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