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この一枚2013年 32-【台風ヨランダ-02】 台風で倒れたマンゴーの樹


 前日の『閑話休題』でマンゴーの樹のことを書いたので、台風被災者への支援活動をしたセブ島最北部ダアン・バンタヤン町で撮った一枚を載せる。

 この町はセブ島の最北部にあるため海岸線を東西と北側に持っていて、漁業も盛んだが内陸部もかなりの広さがあって、その多くはトウモロコシ畑になっている。

 海岸から集落に繋がる道を入って行くと、緩やかに標高を上げて見通しが良くなり、いくつかの島が遠くに浮かび、不動産屋だったら『別荘地』に最適と思うような景色が広がる。

 私はゴルフは嫌いだが、ゴルフ場にしたらハワイ辺りのゴルフ場の雰囲気と変わらないのでは思う、絶景地。ただし、セブ市内から車で優に
3時間かかるからそういった観光開発には遠すぎて、またそれが一帯の開発を免れているのかもしれない。

 しかし、セブから車で
2時間かかる場所に、一帯の景観を損なう目障りなホテルを持った韓国資本の韓国人専用のゴルフ場が2つもあるから、金儲けを企む貪欲な連中はそういったマイナス要因など物にしないのだろう。

 写真はそういった平坦な土地に植えられた幹の直径20センチくらいのマンゴーの樹で、風の向きを証言するかのように同じ方向にどの樹も今回の台風で根から倒れている。

 被災後一か月近く経っているので、茶色く枯れてしまっているが、後方のマンゴーはまだ緑の葉を付けているので生きている。しかし、こんなに横倒しになってしまうと元に戻すのは難しく、切るしかないようだ。

 ここまでに育つまでに
15年から20年はかかり、これだけ綺麗に育てるには相当の手入れも必要で、それが一瞬の台風でその月日と、努力が消えてしまった。

 炊き出し拠点のすぐそばにもこの写真の樹の
3倍くらい大きいマンゴーを計画的に植え、鬱蒼と昼なお暗い場所があったが、そこも全滅していて写真を撮るにも薪の山のようになっていてかつてマンゴー畑だった面影など全く消え失せていた。

 マンゴーの樹はずいぶん被害を受けたと書いているが、被災地で茶色く横倒しになっている樹はほとんどがマンゴーで、それが良く目立ち、こんなにも植えられていたのかと再認識をした。


 
author:cebushima, category:この一枚2013年, 07:13
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