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11月2日(土) 晴れ時々曇り、微風 閑話休題 《 複雑怪奇な航空運賃 》
 写真はこの1月から2月まで滞在したラオス・ヴィエンチャンにある国際空港のターミナル・ビル内1階の様子で、正面に見える階段を昇って右側に行くと出国手続きへ進み、写真を撮った反対側1階に出迎えゲートがある。

 このビルは日本のODAで作られ、首都の国際空港といっても発着便の数を考えれば、今の所そんなに大きな空港設備は要らないようで、少し近代的な駅といった感じ。

 ラオスは社会主義国のため国営の航空会社
1社しかなく、当然料金設定は高く、かつ今流行のディスカウントなどほとんど見込めないが、他の国の民間航空会社が最近は結構乗入れているので、そちらを利用すると思いもかけない料金が出てくる。

 近い内にまたラオスへ行きそうなので飛行便と料金を調べたが、これがまた『複雑怪奇』で、いったい航空料金の適正値段というのはどうなっているのかと疑問だらけだった。

 ちなみに成田発ヴィエンチャン行きは、通常バンコク乗り継ぎヴィエンチャンというのが普通で、これが旅行会社の見積もり、ピークシーズンでなくても往復
12万円もする。しかも、成田―ヴィエンチャンを片道で購入すると何と115千円で、いくら片道が割高でもそれはないでしょうと呆れかえる。

 ところが見積もりのいらないネットで手配するとこれが往復
8万くらいで買えるから旅行会社の見積もりというのも複雑怪奇。これでは旅行会社を頼らず自分でネット手配するのが当たり前、時代の趨勢でもあり通常の旅行会社は航空券発券に関してはもう時代遅れ、邪魔な感じさえする。

 このヴィエンチャン行きをヴェトナム・ハノイ経由にすると若干安くなり、移動する方向としても順路途上でバンコクよりは無理がなく成田からはヴェトナム航空利用、ハノイではそう無理なくラオス航空に乗り継げる。これで終わったのではただのろくでもない記述でしかなく、もう一捻りしてともかく安く成田からヴィエンチャンへ行ける方法を探ってみた。

 これがありましたね。某ネット旅行会社で調べると、最低料金に往復
19600円、利用航空会社は『中国東方航空』。ただし、こういう安いチケットは意気込んでコンタクトしてもまず取れないのが常。ところがこの会社PEX料金、往復で53660円という値段を出している。

 しかもこの値段、摩訶不思議な何とかチャージも、
TAXも全部入り、しかも旅行会社の手数料まで全部込みとなっている。53660円の内訳だが、航空料金が25400円、燃料チャージ、TAX25110円と運賃にほぼ匹敵する額だからどうなっているのかと頭を捻るというか、複雑怪奇。PEXというのは正規の設定料金だから、安売りとは違って便の変更や、払い戻しなどができるし、条件もあるだろうが、ストップ・オーバーも可能なチケットになる。

 53660
円の航空券の詳細を書くと、利用航空会社は先ほどと同じ中国東方航空、成田を1350に出て向かう先は上海で1610着。上海と聞くと驚くが地図を見ればラオスに向かう方向の途中で驚く必要はない。ただし、安いだけあって上海で乗り継ぎ便まで5時間近く待たされる。その乗継便も中国南部の昆明行きで、そこで13時間も待ってヴィエンチャン行きに乗る。総所要時間26時間5分とある。

 これが行きの便で帰りは行きとは違ったルートになっていて意外な場所で乗り継ぐ。ヴィエンチャンから昆明までは同じだが、ここから中国の『西安』に飛んで、西安から
7時間弱の飛行時間で成田着。帰りは少し早くなって総所要時間は23時間5分となっている。

 西安は唐の時代の都、シルクロードの起点でもあり一度は訪れたい場所だが、このチケットならストップ・オーバー可能と思え安くて一石二鳥と考えるが、どう見てもこのコース、金はないが、体力と時間のある若者向きでいくら安い料金と分かっていても簡単には利用する気にはならない。

 それにしてもこれだけ長く飛行機に乗っていても他より値段が安いというのはどうにも解せないし、航空料金は複雑怪奇な世界と改めて思う。


 
author:cebushima, category:閑話休題2013年11月, 20:15
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