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台湾一周 鉄道旅 2020 その(84) 九份の路地逍遥−2

【写真−1 食べて見ないと分からないが名物に美味い物なしという】

 

 観光地の土産として甘い物は切っても切れず、その代表は日本では『温泉饅頭』になるが、台湾の甘い物土産というのは分からない。写真−1は『蜂巣糕』で『月餅』に似ている。日本人は月餅というと甘い小豆餡の入った物を思うが、ここの中味は様々。

 

【写真−2 ラーメンのような不健康な物は食べる気にならず蕎麦が良い】

 

 写真−2の店の看板にある老麺は台湾読みでは『ラオメン』になるが、そういう麺が台湾に元々あったかどうか分からないが、日本のラーメン・ブームに乗っかっているのは確か。牛肉を乗せた麺は700円以上もするが、味は食べていないので分からない。

 

【写真−3 金山採掘盛んな頃は花街もあったという】

 

 人の流れに身を任せて歩く観光客の歩くコースというのはほとんど決まっていて、写真−3のような家と家の間にある狭い路地など歩く人はいない。こういう路地、しかも下に降りて行く階段の向こうには何があるか、時間が遡るようで少々興味をそそられる。

 

【写真−4 実用品というより台湾土産として売れるのだろう】

 

 店頭に並べているから商売になるのだろうが、写真−4は杢目が気になる下駄、サンダルを商っている。日本の植民地時代に木の下駄やサンダルを台湾の人も使うようになったと思うのは考え過ぎで、台湾の土産品として日本人向けに売っているのではないか。

 

【写真−5 サンプルに日本名もあったから記念に作る人がいるのだろう】

 

 写真−5は『判子屋』の店先。手前と右の方はプラスティック、奥は木の材料で彫り料込みで2500〜3000円、5分くらいで希望の文字を彫ってくれる。そんなに速いのはパソコンに連動して機械が彫っているのかと思うが、見ていないので分からない。

 

【写真−6 目的なしで歩くのが路地歩きの面白さ】

 

 九份は夜に訪ねる方が雰囲気を味わえると、観光案内に書かれているように写真−6の時間は6時半過ぎでかなりの観光客が歩いている。その多くは観光バスの団体か、路線バスで台北から来るのが大部分で、我々のように基隆から来るのは少ない。

 


 

author:cebushima, category:台湾一周鉄道旅 2020, 19:44
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