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台湾一周 鉄道旅 2020 その(79) 南港駅から区間車に乗り換えて基隆駅へ

【写真−1 この列車は台東方面へ】

 

 南港駅は台湾高速鉄道も乗り入れる3層の地下駅で、地下ホームを移動するだけでは人も少なく大きな駅には感じない。写真−1は基隆へ行く区間車のホームだが、特急『普悠瑪(プユマ)号』も台北方面からやって来て停まり、この列車が大事故を起こした。

 

【写真−2 台湾でもキセル乗車する輩はいるのだろう】

 

 写真が前後するが、写真−2は特急『太魯閣号』から区間車に乗り換える時に利用した改札口。こういう関所の様な改札口があるということは、普通切符で特急に乗る人が多く、それを阻止するためだろうが、日本でも新幹線から在来線間へは改札がある。

 

【写真−3 一見特急列車風だがこれが区間車】

 

 待つことしばしで区間車がやって来た。写真−3で分かるように先頭車両は特急の様なデザインで一瞬目を疑う。区間車(各駅停車)には台南から高雄間まで1時間余、乗っり、その時の車両は箱型、座席はベンチ式のいかにも各駅停車用という感じであった。

 

【写真−4 車内風景はどこの国でも似ているがやはり台湾という感じはする】

 

 写真−4が乗車した区間車の車内の様子。座席はベンチ式で吊革がぶら下がっていていかにも近郊を走る仕様で、乗客も通勤風スタイル。どこの国でも同じだろうがスマホに熱中し俯いているのは共通で、その無言の無気味さがコロナ感染を防いでいるという。

 

【写真−5 自転車を置くスペースも車内にあった】

 

 乗車した場所の前に写真−5のトイレがあった。各駅停車用に使っている車両だが、かなり遠くへ行くためにあるのかも知れない。中はどうなっているかと写真を撮るが、車椅子で利用出来るように広く、そういえば台湾の鉄道では車椅子使用者が目立った。

 

【写真−6 台北への通勤圏なのか高層のマンションが谷間に目立つ】

 

 南港駅から7つ目が基隆駅で、写真−6は基隆駅まで13.1キロ、南港駅から2つ目の『汐止駅』。汐と表記しているように海に近いのかと思ったが、近くに曲がりくねった『基隆川』が流れていて、この辺りで潮の満ち干が止まるから『汐止』となった。

 


 

author:cebushima, category:台湾一周鉄道旅 2020, 21:20
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