- 台湾一周 鉄道旅 2020 その(76) 特急『太魯閣417号』車内で弁当を買って食べる
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2020.08.02 Sunday
【写真−1 この駅から山の湖公園へ行くハイキング道がある】
写真−1は台東駅から5つ目の『關山(カンザン)駅』。この駅は1970年の台東線工事で新築されたが、旧駅舎は100m離れた所にあって、木造の旧駅舎は歴史建築に指定され、現在台湾の自転車メーカーのサイクリング・センターとして活用されている。
【写真−2 この河原からの砂利と砂が台湾での建築を支えている】
またも河原が広い写真−2の川を渡る。今は乾季なので水量はほとんどないが、台風襲来の多い台湾は雨も多く、後背地の山に降った雨は流れ込んで、一気に水位が上がり暴れるようだ。そういった川に鉄道橋を架けるのは大変であったのではないか。
【写真−3 結構売れ行きは良い】
車窓に流れる景色に気を取られていると、写真−3の車内売りのカートがやって来た。売っている人は愛想のないオッサンで、チョコレートやビスケットなどのスナックと飲み物。カートの上の段ボール箱は『台鉄便當』で空腹ではないが試しに買ってみる。
【写真−4 家人と二人で食べるのに充分】
値段は記憶していないが500円はしなくて、台鉄名物のためか乗客の売れ行きは良い。写真−4が紙製パックを開けた弁当の様子で、肉中心のおかずで味付けは濃い。腹を満たすというより、台湾の特急列車内で名物弁当を食べたという思い出作りになる。
【写真−5 床の具合に少々色気がない】
写真−5は客室の外の通路とトイレのある区画で、日本で製造された車両なので日本的な印象を受ける。トイレのドアの色がオレンジ色なのは台鉄のシンボル・カラーで、台湾高速鉄道も同じオレンジ色を使っている。
【写真−6 臭いは憶えていないが綺麗に掃除され維持されている】
特急『太魯閣471号』のトイレが写真−6で、こちらは小便専用。便器が角に据え付けられて内装も機能だけの設備で、用が足せれば良いのであろう。しかし、写っていないのかも知れないが、手摺が見当たらず列車が大きく揺れた時には危ない感じ。