- 台湾一周 鉄道旅 2020 その(50) 台湾鉄道高雄駅で乗り換えてステンドグラスで知られる地下鉄美麗島駅へ
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2020.06.01 Monday
【写真−1 地下線路の上に地下鉄が走る】
台湾の鉄道で特徴があるのは都市部に入る手前で地下化されていることで、都市開発には地上を走る列車は何かと邪魔になるのであろう。写真−1は台鉄高雄駅で降りて地下鉄乗り場へ至るが、路線の地下化が何層にもなっているのでエスカレーターは長い。
【写真−2 写真を撮っている階は地上から一段下がっている】
写真−2は『高雄駅』のコンコースの様子で、現在の駅舎は2018年に竣工したが、1940(昭和15)年竣工の旧駅舎は解体せずに80m余を移動させて保存。旧駅舎は日本趣味を加えた和洋折衷の『帝冠様式』というデザインで、戦前の遺物といえば遺物。
【写真−3 日本の鉄道窓口と似た雰囲気】
4日目と5日目は特急に乗るのでその予約と支払いをする必要があり、高雄駅の写真−3の窓口で手続きをする。台湾人はこういった列でおとなしく従う国民性があるようで、大陸のように割り込み当たり前と比べると同じ漢民族系なのに民度が違い過ぎる。
【写真−4 1月の初めの時期でマスクをしているから台湾はマスク慣れしている】
高雄市内には3本の地下鉄、軽量鉄道が走っていて、高雄駅で乗り換えるのは『紅線』で、写真−1は紅線・高雄駅ホームの様子。紅線は台湾高速の左營駅と高雄国際空港駅に繋がるが、台湾の地下鉄、軽量鉄道は全面ホームドアが設備され日本より進んでいる。
【写真−5 台湾の地下鉄ホームは日本と違ってどこも余裕を取っている】
紅線・高雄駅ホームの全体の様子が写真−5。時期や時間帯もあるだろうが正月3日のためか利用客は少なく、ホームの幅が広いためにゆったり感はある。本日は高雄で一晩泊まりだが、ホテルへは一駅先の何とも不思議な名前の付いた『美麗島』で降りる。
【写真−6 円形のコンコース天井全体がこのように】
台湾はキャッシュレス化が進んでいて、台湾に到着した日に空港で購入したカードを利用する。写真−6は『美麗島』の改札口を出た所にある地下コンコースで、天井のステンドグラスの華麗さと大胆さ、その規模に目を奪われ、通り過ぎるにはもったいない。