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台湾一周 鉄道旅 2020 その(13) 高速鉄道の嘉義駅に到着

【写真−1 どんなに便利なスマホも電気がなければただのガラクタ】

 

 同じく高速鉄道車内の様子で、写真−1はトイレや自動販売機のあるスペースにあった『充電座』。スマホとノートパソコン用で、起点の台北から終点の左營(高雄)まで乗っても1時間半だから、どれほど役に立つか分からないが、コードもあって親切。

 

【写真−2 こういうハンドルやドアノブからウィルスに感染する】

 

 トイレは便座式と写真−2の小便用のスペースがある。大と小を分けるのは合理的だがかなり狭く、横に揺れる車内では狭い方が身体を支えるには有効のようだが、使ってみるとやはり窮屈。また、管理が悪いのか薬剤不足なのかアンモニア臭がかなり残る。

 

【写真−3 飛行機にも同じような物が備えてあるが誰も見ない】

 

 写真−3は車内座席に備え付けの万が一の時の避難指示カード。上から脱出口、左上が座席窓の割方、左下が非常時のドアーの開け方。右上は緊急時通報、中は消火器、下は乗務員への通報ボタン。下は車内での禁止事項が記載されていて絵だけでも分かる。

 

【写真−4 静かな朝の光景という感じ】

 

 台北を出て、板橋、台中の2駅に停まり次は目的の嘉義駅に停まる。写真−4は台中を出てからの風景で、台湾はパソコンやスマホなどの精密工業も発達しているが、写真のような田園も多く、水田や各種野菜畑も多く見かけ、南部に行くと果樹が多くなる。

 

【写真−5 観光客もかなり降りた】

 

 高速鉄道嘉義駅に到着。この駅在来線の台鉄嘉義駅とかなり離れている。写真−5のホームは在来線のような雰囲気で、乗り降りする利用者もどことなく田舎風。ホーム上の線の色と車体に引かれているオレンジ色は台湾新幹線のシンボル・カラーのようだ。

 

【写真−6 アルファベットの台湾語読みより漢字の方が理解は早い】

 

 写真−6の嘉義の文字から、1931(昭和6)年、第17回全国中等学校優勝野球大会で『嘉義農林』が初出場で決勝まで進み、中京商に4−0で敗れた歴史を思い出す。台湾では2014年に映画化されたが、この時代、満州、朝鮮の中学からも出場していた。

 


 

author:cebushima, category:台湾一周鉄道旅 2020, 17:15
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