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台湾一周 鉄道旅 2020 その(10) 2日目の始まりはタクシーを呼んで未明の台北駅へ

【写真−1 フロントが24時間開いていたのには助かった】

 

 台北駅発朝6時半の台湾高速鉄道(高鉄)に乗る必要があり、地下鉄の始発を剣澤駅で聞いたら間に合いそうもない。そのため早朝4時半起きして写真−1のフロントからタクシーを呼んでもらった。昨日は利用客で賑わったロビーも全くひと気はなし。

 

【写真−2 台北駅に乗り入れる鉄道線は全線地下化されている】

 

 呼んだタクシーは未明の台北市街を疾走し、15分ほどで写真−2の台北駅前に到着。払った料金は高いのか安いのか忘れたが、こういう時は便利。台北駅舎は堂々たる建物だが、早朝のために人はまばらで、駅入り口付近にはホームレスと思しき人が寝ていた。

 

【写真−3 その昔の花蓮−台東間は762mmの狭軌であった】

 

 その台北駅前広場に展示されていたのが写真−3の古い蒸気機関車と車両。蒸気機関車は『LD58』。1923年から1982年まで東海岸の花蓮−台東間を走った日本製。黄色い車両の方は別種の年期物。昼間に来ればじっくりと見学、写真を撮れたのにと残念。

 

【写真−4 この時間帯は普通列車に乗るような人も見えない】

 

 台北構内に入ってもほとんど人は見えない。写真−4は台湾鉄道(台鉄)側の改札口で、ちなみに台鉄は国営、高鉄は民間が運営している。右上に見る時計が現在時刻を示し、区間車というのは各駅停車のことで、朝5時台に近郊へ運行されているのが分かる。

 

【写真−5 南部の駅で実際使ったが何も問題はなかった】

 

 写真−5は駅構内にあった『自動券売機』。紙幣を入れてからボタンを押していくタイプで、その後は振られた番号順に押していけば完了。オレンジ色に点灯するボタンから始めるが、これは必要数、次に乗車する列車タイプと台湾語が分からなくても簡単。

 

【写真−6 左營というのは高鉄の終点で高雄市にある】

 

 高鉄ホームも台鉄と同じ構内にあり、写真−6は高鉄の下り用改札口。高鉄台北駅下りの一番列車は6時26分だが、次発の6時半に乗って嘉義駅まで行く。一番列車は各駅停車となっていて、乗車する列車は後発でも二駅しか停まらず、早く嘉義駅に着く。

 


 

author:cebushima, category:台湾一周鉄道旅 2020, 20:48
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