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この一枚2010年 (60) クリスマス商戦の撮影スポット
クリスマス商戦の撮影スポット
 

 12月最初の日曜日、セブのクリスマス商戦真っ最中のモール内で写した。

 大きい長椅子と両側にクリスマスツリーが飾られているだけの場所だが、写真を撮る客が多い。その整理のためにセキュリティーまで立っている。

 午前中の早い時期でもカートに買い物品を積んだ客がいて、普段は涼しさを求めてブラブラする客が多いのでこういった光景は珍しい。

 フィリピンには13ヶ月目のボーナスといって給与の1ヶ月分を支給する慣行があり、それが今月になる。

 また、最近政府機関に勤める人間には勤務年月によって最高1万ペソ(18千円)を特別支給するお手盛りが決まったから、市中は金が回っている。

 その他、OFW(フィリピン人海外就労者)の送金が一段と跳ね上がる月でもあり、こういった金は体よく吸い取られ、消費という名で国民は踊らされる。
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author:cebushima, category:この一枚2010年, 11:24
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この一枚2010年 (59) ようやく開業したセブのホテル
ようやく開業したセブのホテル

 正面にそびえる建物がこのほどようやく開業したホテルである。

 ようやくと書くのは建物が完成してから10年以上もほったらかしになっていたためで、私などはデザインと孤立する佇まいから『墓石』といっていた。

 開業できなかった原因は良く分からないが日系のホテル・グループが決まりそうになったこともあった。

 ホテルの右側には道を挟んでセブで最大のSMモールがあって、ホテルの持ち主はSMになる。

 結局、アメリカ資本の新興ホテル・グループが借り受けて開業に至ったが、立地場所は埋め立て地で近在を散策するような場所ではない。

 モールの買い物と抱き合わせでセールスするだろうが、SMなんかに海外からの買い物客が吸い寄せられるのかと思う。

 しかし、銀座のデパートで電気製品を買い漁るような、中国本土から来るかつての日本の農協的観光客には似合っている。

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author:cebushima, category:この一枚2010年, 17:02
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この一枚2010年 (58) 大きなハイビスカスの花
大きな花のハイビスカス
 
 写真のハイビスカスの花の直径は15cmある。この樹の高さが40cmしかなく、下に写る鉢の直径が20cmだからいかに巨大な花か分かる。

 つぼみの時は紅く見えたから買ったが、八重咲の花が開くとオレンジ色で開花時は牡丹のような艶やかさがあった。

 この樹は郊外に行った時、道端で売っていたのを買ったがハイブリッド種になるのだろう。

 フィリピンの暑さにはハイビスカスが良く似合い、拙宅にも何本か植えてある。

 庭の植木に家の者が夕方などに水を撒くが、どういうわけか雨と同じように上から水を撒いている。

 花に水が当たるとたちどころに弱って萎んでしまうことが分かっていない。それでも、雨上がり後の花木は花が萎れてしまうことを説明して、最近はようやくいっていることが分かってきた。

 ただ、こういった樹木はあまり手をかけない方が良く育つようで、これは人間の育て方と共通しているなと妙なことで感心する。
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author:cebushima, category:この一枚2010年, 12:53
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